仕事・趣味、好きなことができている実感、自分自身の生活を大事にする介護

Yさん(60代・2013年キャスト登録)
都内在住。2013年から仙台在住の父の介護を自宅で行う。
都内と仙台行き来し、介護をしながらmitorizのお仕事をしています。
趣味はクラシックバレエ。

現在の仕事状況

現在はmitorizのお仕事のみ。ラウンダーとして活動中。月の半分を目安に、自宅から10Km圏内のドラッグストアやスーパーなどで、月に15店舗程度(12店舗程度、1店舗あたり1時間程度)、販促物の設置・撤去の活動をしています。

2013年から始まった、仙台在住の父の介護と仕事の両立

2013年頃から仙台の実家で、父の介護を同居している母と妹がデイサービスを利用しながら担っています。現在は2ヵ月に1回程度の頻度で、私が東京から仙台に行きサポートをしています。父の持病の手術の付き添いやケアマネジャーとの面談などで、毎月行き来することもあります。
妹とは、毎日の出来事などを頻繁にLINEでやり取りをしています。父は家の電話すら出ない人でしたが、介護が始まると電話で会話をするようになりました。母とは、長いときには2時間~3時間以上の会話をすることもあります。
やはり声が聴ける電話は、二人の心の支えになっていると感じています。

仕事や趣味が介護の支えに、自分ができる仕事を無理なく続けていく。

介護中を理由に、仕事選びに変化はありません。

年齢的な部分で、重い販促物を扱う仕事や、脚立などを使って高いところの作業などは難しくなってきていると感じる中、「これなら自分でもできる、この仕事をやってみたい」と思うお仕事を見つけて、介護と自分の趣味であるクラシックバレエを楽しみながら、今後も続けていくと思います。

mitorizの仕事を通して、人とのふれあいや、社会を知ることができた

公共機関を使って移動をするため、駅近で仕事帰りのショッピングなども楽しめるエリア、活動経験のある店舗を選んでいます。

同じ店舗を回ることが多く、3年以上訪問している店舗もあります。従業員の方から、「今度いつ来るの?楽しみにしているわね」というように、自分のことを待っているような温かいふれあいもあります。

また最近では、成長著しいドラッグストアのサービスや客層の変化などを肌で感じ、社会を知ることができる部分も良い経験だと思いました。

これから介護をする人に伝えたいこと

介護教室に行き、実際に体験をしてみてください。介護者の方だけではなく、ご自身のためにもなると思います。NPOや市役所の広報など、調べれば情報があります。
また、地域包括支援センターをうまく利用して、情報収集も必要だと思います。いざ介護が必要となったときに、知識がないとどんな保障を受けられるかなどもわかりませんし、介護は接し方など技術も必要だと思います。

当社社員よりメッセージ

(社員Iより)
インタビュー中「好きなことができて、老後って楽しいな」と語ったYさんがとても印象的で、素敵に歳を重ねている雰囲気や表情を今でも覚えています。
当社のお仕事を通した店舗の方やお客様との温かいコミュニケーションが、これから続いていく介護の支えとなっていると語っていただき、とてもうれしく思いました。


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