【ラウンダーの仕事の種類】商品入れ替え時期で変わる家電ラウンダーの仕事とは

家電製品は我々の生活になくてはならないものです。
機能性の良い家電製品を使っていれば、生活の質も向上するでしょう。
ここでは、そんな家電製品を扱う家電ラウンダーについてご紹介します。

家電ラウンダーとは

家電ラウンダーとは、一般家庭で使用する家電製品を取り扱うラウンダーです。
主に家電量販店を巡回して、店舗内で家電製品の陳列業務や販促活動業務などを行います。
自社製品の販売数の確認や他社製品に関してリサーチをすることも多いです。
家電量販店なので、電気機器などに詳しい方が良いと考える人もいるのではないでしょうか。
しかし、家電ラウンダーの仕事では、専門的な知識は使わない可能性もあります。
なぜかというと、取り扱う家電製品に関して店舗の担当者に特徴などを紹介することもありますが、説明する内容はあらかじめ丁寧に教えてもらえるのでほとんど心配なく働くことができます。
取り扱う製品は主に電子レンジやオーブントースター、炊飯器などの生活家電が多いです。
普段から、こうした生活家電を毎日使っている方なら馴染みやすいでしょう。
陳列業務としては、家電量販店は家電製品の見本を1つ箱から出した状態で展示品として陳列してその他の在庫は収納スペースにしまいます。
また、家電製品は見た目だけでなく、機能や性能なども購入を決める重要な要素となります。
そのためPOPに機能や性能に関する点を細かく記載するのが特徴です。
例えば炊飯器なら、一度に何合まで炊けるのか表記します。
電子レンジなら、使用できる機能などを表記することが多いです。


モデルチェンジに伴い家電ラウンダー案件が増加する

家電製品は、一度買うと数年は使用し頻繁に買い換えることはないかと思われます。
しかし、メーカーは人気シリーズの新モデルを、頻繁に発売しています。
一見すると同じ製品のように見えても、数ヶ月前に陳列されていた製品と現在陳列されている製品ではモデルが違うことが多いです。
新モデルが発売されると、家電ラウンダーの案件が増えます。
店舗の担当者に旧モデルとの違いを紹介し、POPなどにも旧モデルから追加された機能などをアピールして記載することが多いです。
また、新モデルの発売に伴って、旧モデルは在庫を一掃するため、大幅な値下げをします。
これまでの売り場は新モデルの製品を陳列するのに使うこともあり、旧モデルは陳列場所を変更することも多くあります。
お店の方針にもよりますが、新モデルだけではなく残った旧モデルの陳列も重要な仕事です。


新商品の発表やモデルチェンジは4月に多い

家電製品の新モデルが発売される時期は、ある程度決まっています。
基本的に1年に1度、4月に新モデルを発売することが多いので、毎年4月は、大学進学や就職などで新生活を始める人が多い傾向にあります。
また、実家を出て一人暮らしをする際には、家電製品を新たに購入するケースが多いです。
そのため、家電メーカーに限らず生活雑貨を取り扱うメーカーは、新生活を始める人に向けて新モデルを訴求するために、4月に新モデルを発売しています。
以上のことから、4月になると案件が急増し家電ラウンダーにとっては繁忙期となります。
上記で説明したように、旧モデルとの違いや旧モデルから追加された機能など、覚えなければならない点が多くなるため注意しておきましょう。


まとめ

家電ラウンダーは、最新の電子レンジや炊飯器などの家電製品を取り扱える仕事です。
主婦の方は普段の家事で家電製品を使うことが多いため、主婦目線を活かせるかもしれません。
ラウンダーの仕事に興味がある方は、ぜひ家電ラウンダーも視野に入れて検討してみてはいかがでしょうか。